20070106
長崎新聞
スタンプ券で納税OK/住民サービス向上に一役
「合併しない宣言」で知られる福島県矢祭町
昨年8月から、
町商工会発行のスタンプ券商品券
納税公共料金の支払いができる制度を導入、
住民サービス向上や商店街活性化などに一役買っている。

スタンプ券は100円の買い物で1枚もらえ、
台紙に280枚張ると500円分になる。
商品券は500円と1000円の2種類。

スタンプ券などでの納税は法律上、認められていない。
このため住民が役場にスタンプ券などを持っていくと、
その分だけ商工会が小切手を振り出し、
町は金融機関で小切手を現金化して
税金や公共料金を受け取る仕組みにした。
小切手を振り出した分は商工会の口座から引き落とされる。

昨年11月末までにスタンプ券と商品券を合わせ50件、
計48万3500円分の納税などがあった。

制度導入後、
スタンプ券で買い物ができる店も40店から96店に増えた。

[共同通信社:2007年01月05日 17時30分]
http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007010501000369.html